コストパフォーマンスの良いアイアン
コストパフォーマンスの良いアイアンとは？
コストパフォーマンスの良いアイアンは、性能の良い割に価格の抑えられたアイアンです。大量生産でコストが抑えられているアイアンや・宣伝費にコストをかけていなかったり、古いモデル（新古品）であるアイアンは性能も良くコストパフォーマンスが高いです。
また、最近多いのが6本セット、5本セット、中には4本セットのアイアンまで有り、本数が少ないことにより価格が抑えられているものもあります。初心者で販売価格でアイアンを選ぶような方には、こういったアイアンは大変おすすめです。
コストパフォーマンスの良いアイアンの6つの特徴
1.大量生産でコストが抑えられている
ヘッドは鍛造ではなく鋳造のものがほとんどです。
（1）軟鉄鍛造とは？
鍛造（たんぞう）とは、金属を加工する工法の１つです。金属を溶解する直前まで温度を上げ、叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形します。
鍛造は、古くから日本刀などや火縄銃の銃身の製造技法として用いており、品質を向上させる努力に伴い技法が発展してきました。軟鉄鍛造フォージド(FORGED)アイアンが今の時代でも愛用者が多いのには理由があります。それは打感の良さです。芯をとらえた打感は『柔らかい!!』の一言です。
そして、更に重要なのがロフト・ライ調整ができるという点。人がプレーする以上、体調によりスイングが多少変化します。それを補える調整が可能なのが軟鉄鍛造フォージド(FORGED)アイアンです。
（2）鋳造とは？
「鋳造」とは熔けた軟鉄を鋳型に流し込んで作ります。鋳型があるので大量生産できるので、コストを低いです。鋳造のモデルは鍛造で精製できないような硬い素材でもアイアンに使えるので飛び系や優しいモデルのアイアンが多い。
2.古いモデル（新古品）であるアイアン
簡単に言うと、新品の売れ残りです。アイアンは使う人によって、そのクラブが合っているプレーヤーが必ずいますので、合うプレイヤーにはお買い得になります。
3.宣伝広告費にお金をかけていないメーカー
地クラブメーカーや海外ブランドなど宣伝広告費をかけないメーカーがあります。アメリカン倶楽部は、国産メーカーの半額以下で販売している商品もあり、特に初心者におすすめです。国産メーカーの価格が高いのは、広告費にお金をかけ過ぎていると言われています。
4.基本的な性能に問題はない
価格が半分だと性能も半分になるのかと言えばそんなことは決してありません。基本的な性能はまったく問題ないです。ただし、コストを抑えて作っているクラブが多いので、全体的にはおもちゃっぽい感じがします。
5.初級者から中級者モデルに多い
特に初心者のうちは、クラブの性能を十分に発揮できる技術が無いので、入門クラブとして使用するのにおすすめです。
6.本数が少ない
昔のアイアンは、3番からPW（ピッチングウェッジ）までの8本セットが定番でした。最近では、3番アイアンや4番アイアンをUT（ユーティリティクラブ）で代用している為、使用する人が減っています。その為、5番アイアンからPW（ピッチングウェッジ）までの6本セットが増えてきました。
ロングアイアンは、ゴルフクラブの中で一番難しいと言われていますので、初心者やヘッドスピードの遅い方はUT（ユーティリティ）を選択したほうが、良いセッティングになります。アイアンは本数が減ることにより、価格も安く購入できるようになっています。
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